キミに代わる人はどこにもいない
📖著者: ナオ
The Policeの「Every Breath You Take( 邦題:見つめていたい)」を聴いていてふと思いました。
歌詞を和訳していくと、「僕にはこの人しかいない」だとか「君に代わる人はどこにもいない」とか、「君なしではどうしていいか分からない」だの終始、彼女を想う歌詞が並べられているのですが、この心理状態、陥っているとどれほど、自分が危険な状態か分からなくなっているんですよね。
隠されている心理には「この人しか自分を分かってくれる(受け入れてくれる)人はいない」という思いからきているのでしょう。
さらに、この思いが強ければ、恋人からされて嫌なことでも、自分から嫌だと言えなかったり、「そうされる自分が悪い」と思ったり、「仕方ない」とあきらめたり「自分にはこの人しかいないのだから」と理由をつけて、相手を責められず辛い思いを抱えることも考えられます。
更に常に失う恐怖心から、相手のことを監視し始めます。
「Every Breath You Take( 邦題:見つめていたい)」でも、ずっとみつめているような歌詞が延々と繰り返されている理由はそこからです。
しかし、それは実際はただの妄想にすぎません。
まず、この人しかいないのだったら、この人がいない人生では生活ができないはずなのです。
その人が死んだら自分の命も尽きてしまう訳がありません。
しかし、客観視するぐらいには余裕がなくなっている状態なのでその時に冷静さを取り戻すのは至極難しいことでしょう。
日頃から予防をして、発症リスクを防ぎましょう。
これまで話したようにこの人しかいないという状態に陥るのは非常に危険です。
周りが見えなくなっている状態なので、精神的にもきついでしょう。
病気のリスクも高めてしまうかもしれません。
そこで、こうした予防策として
日頃から、だれかれ構わず「この人以外にもいい人はいる」と強く思い込むことを当サイトではおすすめします。
最初から、予防しておけば、発症リスクは抑えられます。
ぜひ、口癖は
「私を受け入れてくれる人はわんさかわんさかといる」
「この人以外にもたくさん、私を受け入れたい人で溢れかえっている」
これで。
ただし、恋人やパートナーがいる場合、浮気をして失恋するほどにはならない程度にほどほどに思っておきましょう。