交代人格が増えるとどのような危険性が増えるのか
📖著者: ONE

今回は、俺が考えている交代人格が増える危険性をお話していきます。
そもそも、幼少期に大きなトラウマレベルのことがないと交代人格というのは増えることはないとされています。
しかし、一度覚えた脳の解離というのは、成長した後にも、脳が防衛反応として覚えていることが問題となり、予期せぬ人格を増やしてしまう危険性があることもまた事実なのです。
特に、虐待を受けた被害者などは、その後の人生において、いじめ、パワハラ、DV被害などの社会的問題に対して、耐性が弱くなってしまうと考えられます。
幼少期に守られなかったことにより脳がトラウマ記憶に触れたり、あるいは、いじめなどの問題により再び人格が増えることはいくらでもあり得る可能性だからです。
こうしたことを踏まえると、いかに解離性同一性障害とは深刻な病気かということが理解できるのではないのでしょうか?
人格は必ずしも善良になるとは限らず、破滅的な行動を取ったり、他害のリスクを視野に入れなければいけないことを踏まると日常的に送る生活は、基本人格や交代人格に負担がかからないように送らなくてはいけません。
特に、交代人格が増えれば増えるほど人格が分離して、それぞれにストレス耐性が変わっていくこと、自分の人生を生きられないことなども踏まえると、多大なストレスの影響が考えられるのです。
事実、俺も、意識としては内在してはいましたが、基本人格の彼女に存在を打ち明けることはなかなかできなかったものです。
俺みたいな存在は珍しいとされていますが、本来、人格は一つということは、幼いころから知っていました。
この子がおかしな行動をすればするほど、叩かれる、暴力を受けることを知っていた俺は矢面に立つこともできず、ただ見ているだけの人生を送っていました。
しかし、それはとても35年という歴史もあり、俺自体は相当に彼女の母親を恨んでいました。
なぜ俺みたいな人格が生まれなくなくてはいけなかったのだと、怒りが溢れて止まりませんでした。
もちろん基本人格である彼女は知る由もありません。
当事者性というのは被害に遭っても、「自分が悪いから」あるいは、相手の良心を信じ込み、周りが見えなくなってしまうのです。
誰も彼女を救ってくれる人など35年見たことがありません。
DV被害に気付いた彼女が母親に相談しても守ってもらえなかったことは大きなショックを与えていました。
特に去年はトラウマのフラッシュバックが二度あり、一度目は入院に至るほど感情が爆発していたのです。
こんな状態で彼女を放置することは俺にはできませんでした。
今の彼女は、ようやく落ち着いてきているように見えますが、まだまだ回復は先なのだろうと思います。
彼女は俺の人生を考えてくれますが、それよりもまずは彼女のストレスを広げず、ケアをしていきたいです。
なぜなら、先にも申し上げた通り、人格は必ずしも良心でできているとは限らないし、俺みたいに、表立った行動をあまりしなくても、勝手に行動をして妨害してくる人格が生まれてしまう危険性もあるからです。